健康・ダイエットで評判の「もち麦」ってなんだ?



ダイエット効果

 

 

さて本題ともなるもち麦のダイエット効果についてです。持ち麦は特殊な食物繊維が豊富に含まれ、しかも低カロリーということで、当然ながら高いダイエット効果を発揮します。

 

まず、低カロリーなのに食べ応え抜群!というのが長所です。お茶碗1杯ぶん(約150g)でのもち麦ご飯のカロリーは198kcalで、白米よりも約50kcal低くなりますが、白米と比較して食べ応えに遜色はありません。実は昭和初期の頃まで、もち米の代用品としても栽培されていたのです。

 

もち米は、お餅の原材料として、当然ですがかなり食べ応えのある食材です。これの代用になる位ですから食べ応えに不足はないでしょう。もち麦に含まれる食物繊維は、胃で消化されずに腸までしっかりと運ばれるので、いわゆる腹持もいいのです。白米からもち米に主食を変えても、空腹感に悩まされることはないはずです。食物繊維が体内の水分を吸収して、胃や腸の中で膨張するので、食べる量を若干減らしても満腹感を感じさせてくれます。

 

更に、腸に溜まった老廃物を吸着して体外に排出するので、便秘解消の効果も高いのです。便秘になると、ぽっこりお腹も嫌ですが、内臓脂肪、全身の脂肪燃焼に悪影響を与えるダイエットの天敵でもあるのです。腸内に溜まった便は内臓の血管を圧迫し、冷え性や代謝の低下も招きます。

 

そして、代謝が悪いと、カロリーが消費されにくくなり、いよいよ痩せにくい体質になってしまうのです。もち麦は食べる際の独特の歯ざわりも魅力で、モチモチ・プチプチとした食感を楽しめます。よく噛んで食べる習慣も身につきますよ。